
ご購入時期は年々早くなり、最近では七五三からクリスマスの時期がご購入・ギフトのピークになっています。また予算に関しては、贈答用で5万円、ご自宅用では2~3万円程度が一般的。正月を過 ぎると種類が少なくなりますので、希望のランドセルがある場合は遅くとも年内にご購入するのがおすすめです。
ご予算や目的で、お店の使い分けが可能です。百貨店、量販店、専門店とインターネットでのご購入が主流。百貨店は、キャラクター・ブランドの4万円クラスが得意です。量販店は、多色展開の2万円クラスの予算です。専門店やインターネットでは、天然素材を主力にしているようです。
ご予算や目的で、異なります。ランドセルは、素材で大きく違います。もっともよく流通しているのは、大量生産に適したクラリーノ製品です。おもに、量販店で販売されております。天然素材のよさが見直されて牛革も人気です。加工技術が進歩したので軽さや防水性などは、クラリーノとほぼ同じです。昔のように雨にぬれて「へたる」ことはなくなりました。ランドセルの素材として最高なのは、馬革のコードバンです。軽量で防水性や耐久性にすぐれています。ただし、馬一頭からランドセル2個しか作れない希少な素材なので高額です。主に贈答品として愛用されています。
昔と違って非常に軽く作っています。およその目安は1kg前後。ただしランドセルの重量は高級素材・丁寧で丈夫なものほど重くなります。選ぶ際には、お子様の体格や好み、性格などと合わせてコードバン・牛革・クラリーノからぴったりなものを見つけてください。
コードバンと呼ばれるのは、シェルと呼ばれる馬のお尻の部分からしか取れない貴重な革です。しかも、食肉用に適した馬にしか大きなシェルは、存在しません。そして、その加工には牛革の倍にあたる40もの工程が必要です。牛革の3~5倍と考えられる抜群の耐久性がコードバンの最大の特徴です。6年間毎日使用するランドセルだからこそコードバンが最適とされたのです。主としてヨーロッパで生産される原料の馬革は、月産わずか4000頭、これが全世界の流通量です。
ランドセルは、高級な牛革製が、長く主流として普及してきました。その後、人工皮革(クラリーノ等)の攻勢におされて、衰退しました。当時の牛皮製は、クラリーノに比べて、重いこと、天然素材の弱点として、雨雪の際に、取り扱いが難しいことが、その主な理由でした。その後の技術革新により、牛革製ランドセルも軽量化し、防水性も人工皮革に比べて遜色がないように改良されました。最近は、天然素材のよさが見直され、人気が回復傾向です。
人工皮革(商品名としては、クラリーノ他)は、日本が世界に誇る技術です。開発を主導したクラレの説明によると「戦後、天然物が99%輸入であったことから、天然物を人工に置き換えることが、国家のためになる、と信じて開発された」ようです。石油から人工の製品を加工し、輸出することで外貨を稼ぐ時代の寵児でもありました。当初、人工皮革は、「牛革製くつ」の代用品として採用され、その後改良を重ねて、より牛革に近い人工皮革の開発に成功し、それをランドセルに使用するようになりました。当時主流であった牛革製ランドセルに比べて、かなり安価であったこと、石油製品の特性として軽量で防水性にすぐれたことが評価されて、ひろく普及するようになりました。その後、さらに改良を重ね、より牛革に近い素材として、天然素材を駆逐するようになり、ランドセルは、人工皮革製品が、主流となりました。その後も、改良を重ねるたびに、毎年のようにその価格が上がりました。その結果、今日では、牛革と人工皮革との価格差は、あまり認められなくなりました。近年では、環境意識の高まりも手伝って、天然素材の良さが再評価されるようになってきております。
100年のランドセルの歴史のなかで、さまざまな形状のランドセルが試されました。結局、原点である「学習院型」と呼ばれる普通のランドセルが、もっとも支持されております。機能的であること、お客様のイメージが、強いことが理由と思われます。高学年で、買い換える場合には、ヨーロッパで使用されている鞄に近い、横型に人気があります。
部品メーカーが開発したパーツとして近年人気があります。「天使のはね」等、それぞれメーカーさんがペットネームで呼んでおります。多少の差異は、ありますが、どれも機構はよく似ており、型ベルトに「芯材」を縫い込むことで、背負っていない状態でもベルトが美しいフォルムを描きます。また、背負った際には、肩にフィットするので、お子様の負担が軽減されることをうたっています。
コードバン(馬革)や牛革等の天然素材は、肉がそうであるようにその部位により特性が異なります。硬さや、皮革の伸びる方向、強度などが、それぞれ違う性質をもちます。裁断の際も、それぞれの特性を考慮します。また、それらを縫い合わせるときにも、皮革と会話しながら手縫い、手作業で慎重にすすめる必要があります。特にランドセルのように、厚くて丈夫な皮革を使用する場合には、手縫いが有利です。二本針で交互に、太い専用糸を縫い上げるので、丈夫でほつれの心配もすくないです。市販品の多くはコードバンのランドセルでも、人工皮革(クラリーノ等)とおなじようにミシン縫製がおおいです。この場合は、天然素材の良さを生かしきれない可能性があります。
かつては、男児は、黒。女児は、赤でしたね。最近は、多色化が時流なので、お子様には、楽しい選択の機会が増えました。同時に、多すぎて、どれにしようか悩むケースが多いようです。特に、ピンク色は数種類あるため、迷うお母様もいらっしゃいます。通信販売やインターネットでは、印刷等の特性の問題もあり、実物の色と同じではありません。この弱点を補うために、多くのランドセル販売会社では色見本(カラースワッチ)を用意しています。しかし、小さな色見本から全体を想像することは、慣れないと案外難しいことです。店舗で、実際に手にとってみるのがベストです。それが難しい場合は、信頼の置ける専門店に相談されることをお勧めします。デパートや量販店では、ランドセルは、季節商材なので、プロのスタッフが常駐していないようです。できれば、ランドセルの専門家に相談して、ベストな色をアドバイスしてもらいましょう。
基本的にはメンテナンスは不要です。雨や雪の日に濡れてしまって気になるようでしたら、水滴をタオル等でぬぐってください。ドライヤーやストーブ等の熱を加えると素材にダメージを与えますので、天然皮革・合成皮革にかかわらず絶対に行わないでください。
電話・FAX・メールなどでご連絡ください。黒川ランドセルは、作った職人がメンテナンスを行います。また、必要により、無料で代替品をお送りいたします。安心の6年保証です。
故障しやすい箇所は、やはり縫い目の部分。黒川鞄では、こうした箇所は特に注意をはらい、また改良を加えて、とても丈夫につくっています。
ほとんどのランドセルがA4サイズの副教材が入るサイズでつくられています。黒川鞄では、副教材だけではなく、A4ファイルがきちんと収まる一回り大きなサイズを確保。教科書・教材・ファイルとゆとりを持って入れられる大きさで作っています。
想い出のつまったランドセル、卒業後も残しておきたいとお考えの方も多いようですね。黒川鞄では、通気性もよく保管に適した竹かご製のギフトボックスに入れてお届けしています。そのままの保管が難しい場合には、ミニランドセルやペンケース等に加工することもできますので、ご希望の場合にはご相談ください。
※竹籠ギフトボックスはコードバンのみになります。牛革とクラリーノはオリジナルのギフ ト・ペーパー・ボックスになります。