
ランドセルの制作は140もの工程に分かれています。その工程全てを管理監督するのが、クリエイティブ・ディレクターと 呼ばれる人間です。革の選定からデザイン・行程・販売にいたるまでのランドセルの全てに対して管理監督する、極めて 特殊なポジションであり、例えるならば、自ら作詞・作曲をし、オーケストラを率いて 交響曲のタクトを振るイメージです。 だからこそ、広い視野を持ち、幅広い種類のオリジナル鞄をご提案できるのです。

鞄の世界のクリエイティブ・ディレクターという仕事は、これまでにない特殊なポジションと言えます。革の選定からデザイン、行程、販売まで鞄に関わる全てに対して管理監督し、時には実際に制作も行うという総合的な視野に立った鞄職人です。ですから、革や鞄に対する想いも人一倍強いと自負しています。わたくしの場合、まず素材からひらめき、その素材に応じて構想を練ります。天然素材の鞄には命が宿っています。
人間と共に暮らし、やがて食文化の名のもとに食品として供給され、残った革が鞄などレザー製品へと生まれ変わります。
天然素材に敬意を払い、道具を知り尽くす、素材と会話し職人と会話しながら作り上て行く、それが私の仕事だと思っています。
2007年秋「東京六本木ヒルズのオリジナル商品展示会」は、鞄業界では大きな反響を呼びました。創業114年の黒川鞄店オーナーであると共に、黒川鞄工房のクリエイティブ・ディレクターとして活躍する五代目黒川由朗は、これまで「大量生産・大量消費」時代の名残ともいえる「使えればよい」という鞄から、新しいニーズにあった「使いやすい」「自然にやさしい」「安心できる」鞄を提案。オリジナル素材を開発し、独自のデザインを日本職人が限定生産、シリアルナンバー、ギャランティ・カードにギフトボックスなど、ストア・ブランドとして掲げる「歴史、伝統、技術、哲学、美意識、保障」の6条件を実践。この情熱はランドセル作りにも活かされ、皆様のお手元にお届けしております。


